私は現在、飲み水のために浄水器を使用しています。
今まではウォーターサーバーを設置したり、スーパーの無料の純水をもらってきたり、2Lのミネラルウォーターを買ったりと、かなりいろいろ試してきました。
そんな私が最終的に行き着いたのが、蛇口直結型の浄水器。
浄水器はたくさんの種類があるのでどれがいいか悩みましたが、比較検討してパナソニックの「TK-CJ12」を購入することに決めました。
このページでは、そんなTK-CJ12の特徴や取り付け方法、使ってみての感想を詳しく紹介していきます。
レビューや口コミとして参考になれば幸いです!
浄水器「TK-CJ12」の特徴
ランニングコストが安い
TK-CJ12の魅力は、浄水用のカートリッジの交換目安が約1年間(10L/1日使用時)と長いことです。
つまり、取り付けてから最長1年間は交換する必要がないということ!
4,000リットル:1日10リットル使用時で約1年
これは2Lのペットボトル2,000本分なので、1日に換算すると5本以上使用できることになりますね。
私はお米を研ぐとき、料理をするとき、水を飲むときくらいしか浄水機能は使わないので、実際1日10リットルもあれば十分すぎます。
そして1Lあたりのコストはなんと約2円!
2Lのペットボトル1本 | TK-CJ12で浄水した水2L |
---|---|
安いスーパーで 約70円 |
約4円 |
比較的安い2Lのミネラルウォーターのペットボトルと比較してもその差は歴然ですね。
TK-CJ12のコスパの良さは抜群です!
最長1年間はカートリッジの交換をする必要がないのも、手間がかからなくて助かります。
浄水能力が高い
低コストに加えて、多くの物質を除去できるのもTK-CJ12の魅力。
高性能カートリッジが付いたTK-CJ12は、以下の17物質の除去が可能です。
- 遊離残留塩素(カルキ)
- 濁り
- 総トリハロメタン
- プロモジクロロメタン
- ジプロモクロロメタン
- ブロモホルム
- テトラクロロエチレン
- トリクロロエチレン
- CAT(農薬)
- 2-MIB(カビ臭)
- 溶解性鉛
- ベンゼン
- ジェオスミン(カビ臭)
- フェノール類
- 四塩化炭素
- 鉄(微粒子状)
- アルミニウム(中性)
1,000〜2,000円くらいの安い浄水器だと、除去物質数が5〜10項目程度と少ないものが多いです。
私はせっかく浄水器を付けるならしっかり除去してくれるのが良かったので、17物質を除去してくれるTK-CJ12はちょうどいいなと思いました。
コストと性能を考慮して、1番いいと思ったのがTK-CJ12でした!
TK-CJ12の蛇口への取り付け方法
まず取り付ける前というか購入前に、蛇口(水栓)の形状を見てTK-CJ12を取り付けられるかどうか予め確認しておきましょう。
取り付けできる水栓
取り付けできない水栓
私のは外側にねじがあるタイプの蛇口でした。
この形状の蛇口はわりと一般的に使われているものですね。
問題なく取り付けられるタイプなので、さっそく取り付けていくことに。
取り付け方法
蛇口の先端にもともと付いている部品を外す
ナットなどの接続部品を蛇口に取り付ける
蛇口の形状に合わせていくつか付属の部品が付いています。
私は特にどれも使う必要はありませんでした。
浄水器本体を取り付け、ナットをしっかり締めつける
ちょっと手こずりましたが、説明書を見ながらやれば女1人でも取り付けられました!
水を出してみて水漏れしないか確認し、漏れなければ完了です。
TK-CJ12の使い方
TK-CJ12は「浄水」・「原水」・「シャワー」の3パターンに切り換えて使用することができます。
浄水を使うときはレバーを「浄水」に、水道水をそのまま使うときは「原水」もしくは「シャワー」にするだけなのでとっても簡単です。
切換レバーもスムーズに動きます!
水の勢いについては、原水モードでは浄水器を付けていない元の状態のときとほぼ同じ勢いで出てくれます。
浄水モードでは原水の勢いより少し弱くなりますが、浄水するので仕方ないですね。
あとは、もともとの蛇口だとストレートでしか水を出せなかったので、シャワーモードにもできるのは思わぬ副産物でした!
【レビュー・口コミ】TK-CJ12を使った感想
結論から言えば、とにかく便利で本当に買って良かったです!
メリット
- もう重い2Lペットボトルを買って帰る必要がない
- お米を研ぐときや麺類を茹でるときにすぐ浄水を使える
蛇口直結型浄水器にする前は、いつもスーパーで2Lのミネラルウォーターを購入してその都度持って帰ってきていたので、毎回とにかく重くて大変でした。
空いたペットボトルもどんどん溜まっていくし…
でも浄水器なら蛇口からすぐにろ過された水がいくらでも出てくるので本当に便利!
お米を研いだりパスタを茹でたりするときも、塩素の入っていないキレイな水を惜しみなく使えるから、よりおいしく出来上がる(気がする)!
デメリット
- 本体が大きくて邪魔になる
- カートリッジの交換のタイミングが分かりにくい
本体が大きいので、フライパンなど大きめのものを洗うときに少し邪魔に感じるのが唯一のデメリットですね。
さらにいえば水が出る位置がもとの蛇口の高さより低くなるので、縦長のボトルに水を注ぐときはボトルをかなり横に傾けないと入れられないです。
あと、TK-CJ12にはカートリッジの使用可能残量を知らせる液晶はついていないので、交換のタイミングは自分で判断しないといけません。
でもカートリッジの使用開始日を書いて貼るシールが付いているので、それを目安にすれば何の問題もないです。
もし1日10L以上の浄水を使う場合は、1年経っていなくても交換のタイミングがくるので、使用可能残量が表示される液晶付きのTK-CJ22の方がいいと思います。
TK-CJ22とTK-CJ12の違いは、液晶画面が付いているか付いていないかだけです。
私は1日に10Lも浄水を使わないので液晶はいらないと思い、安さ重視でTK-CJ12にしました。
TK-CJ12を使用する際の注意点
水温などに関する注意点がいくつかあります。
- 浄水使用時は温水(35℃以上)を通さない
- 原水・シャワー使用時は温水(80℃以上)を通さない
- 浄水器を凍結の可能性のある場所に設置しない
浄水器の故障の原因になってしまうので、冬場は特に注意ですね。
また、TK-CJ12の本体には以下のような注意書きもされています。
- 浄水をくみ置きする場合は、清潔な密閉容器に入れて、冷蔵庫に保管して2日以内に使う
- 毎日の使い始めは「浄水」側で約0.5L(約20秒間)通水後、使用する
- 2日以上使わなかったときは「浄水」側で約8L(約5分間)通水後、使用する
水道水には殺菌作用のある塩素が含まれていますが、浄水器を通して塩素が除去されるということは、浄水は傷みやすいということですからね。
それに、水を流していない間は浄水器の中に水が溜まったままなので、それを流してから使う方が安心です。
浄水器を付けて本当にラクになった!
実際に使ってみることで、蛇口直結型の浄水器って本当に便利だなと実感しました!
もう重い2Lのペットボトルを運ぶ必要もないし、蛇口をひねればすぐにおいしい水が飲めるし…
もっと早く買うんだったなぁって思います。
浄水器にもいろんな種類があるのでどれにするか事前にいろいろ調べましたが、「より低コストで済ませられて尚且しっかり物質除去できるもの」というわがままに応えてくれたのは、この「TK-CJ12」でした。
かなり人気商品のようで、お店によっては売り切れていたり入荷待ちだったりするようです。
今後もっとコスパも性能もいい商品が出ない限り、私はずっとこれ一筋でいく予定です!
良い買い物ができた〜!