先日、飲み物を買おうとして自動販売機にお金を入れたら、急に自動販売機が故障して飲み物が出てこない、入れたお金も戻ってこないというトラブルに遭いました。
こういうことはめったにないとは思いますが(私自身、初めての経験でした!)、いざその状況に出くわすとどうすればいいか分からなくなるかもしれません。
今回は、自動販売機にお金だけ取られてしまったときにどうすればいいか、その対処法について実体験をもとに紹介していきます。
ちなみに状況としてはこんな感じでした。

商品代金ぴったりの110円を自販機に投入

お目当ての商品のボタンを押す

押した瞬間、自販機の電源が落ちる…

飲み物は出てこないしお金も返ってこない
自動販売機に入れたお金はちゃんと返金される
結論からいうと、自販機に飲み込まれたお金はちゃんと戻ってきます!
私の場合はQUOカードで返金という対応をしてもらいました。
時系列としてはこんな感じです。
- 日曜日の夜に自販機トラブル発生
- 月曜日の午後に電話
(この間、その自販機の確認作業が入る) - 土曜日に郵便でQUOカードが届く
トラブル発生から1週間もせずに返金が完了したので、わりとスムーズな対応をしてもらえたんじゃないかと思います。
たかが110円かもしれませんが、されど110円。
110円のために連絡するのってどうなのかなとは少し思いましたが、ちゃんとお金を入れたのにその対価が何も得られなかったんだから、当然返金してもらう権利があるんです!!
【対処法】自動販売機のトラブルがあったときにすべきこと
私が実際に行った流れです。
- 自販機に記載されている電話番号に電話する
- オペレーターに状況を説明する
- 後日、返金分を受け取る
自販機に記載されている電話番号に電話する
まずは電話です!
自販機には、その自販機を管理している会社や連絡先などが書かれたステッカーが貼られています。
そこに電話番号が書いてあるので、まずはその番号に電話しましょう。
ただし24時間つながるわけではないので、平日の夜や土日だった場合は、後日あらためて電話をする必要があります。
私は日曜夜のことだったので、そのときはすぐに電話せずに次の日にしようと思いました。
そして電話をするときに必要なのが、その自販機の管理番号。
どこに設置してある自販機なのかがすぐ分かるように、それぞれに番号が振られています。
その場ですぐ電話するならいいかもしれませんが、あとで電話をする場合はスマホで写真を撮っておくなどして番号をしっかり控えておきましょう。
オペレーターに状況を説明する
電話をしてオペレーターが出たら、自販機を利用したときのトラブルについて状況を説明します。
私はまずこんな感じで説明しました。

昨日の夜にお金を入れて商品のボタンを押したら、その瞬間本体の電源が切れたような音がして、自動販売機が暗くなってしまって飲み物は出てこないし、入れたお金も返ってきませんでした…。
そうしたら、まず自販機の管理番号を尋ねられましたよ。
番号を伝えると、「〇〇市〇〇にある自動販売機でしょうか?」といった具合で場所の確認をされました。
こんな感じでやっぱり簡単に場所を特定できるようになっているんですね。
そして、トラブル時の状況についてより詳しく把握するために、以下の内容についても聞かれました。
- 投入した金額はいくらか
- 買おうとしてボタンを押した商品は何か
状況が詳しく伝わったところで、オペレーターからは、
「担当者が該当の自動販売機に行って、不具合の確認を取らせていただきます。」
といった旨の話をされました。
返金については、自動販売機の確認をしてから対応するとのことでした。
そして返金方法についてですが、私のときは以下の2通りの返金方法について説明があり、どちらがいいか聞かれましたよ。
- 利用した自動販売機の場所にて現金で返金
- 返金額相当のQUOカードを郵送
私はその自販機の場所に行くことがもうないと思ったので、QUOカードでの返金をお願いすることにしました。
その場合は郵送になるので、送ってもらう住所や名前などの個人情報も伝えることになります。
こんな感じで一通り話をして電話を切りました。
だいたい5分ちょっとくらいの時間だったと思います。
ちなみに電話したときの電話代は、フリーダイヤルだったので無料でした!
ケチくさい話ですが、ドリンク1本110円のために電話代が100円以上かかっていたら意味ないですもんね…。
他の自動販売機の管理会社はどうか分からないですが、少なくとも私が利用したコカ・コーラボトラーズジャパンでは電話は無料でした。
後日、返金分を受け取る
後日、さっそくポストに郵便物が届いていました。
開けてみると、中にはQUOカードと紙1枚が。
書面には丁寧なお詫びの文言が書かれていました。
そしてお待ちかねのQUOカード。

・・・ん?
投入した金額は110円だったのに、130円分ある!
ちょっとだけ得した気分です。
でも、それと同時に少し申し訳ない気持ちにもなりました…。
…と、こんな感じで自販機に吸い込まれたお金は無事に戻ってきたのであります!
まとめ
自動販売機にお金を入れたのに、商品もお金も出てこないアクシデントに遭遇するなんて、人生で1回経験するかしないかくらいのことだと思います。
今回は110円だったので、電話する手間を考えたらあきらめてもいいかとも少し思いましたが、「これも経験!」と思って電話してみたことで、どういう対応をしてもらえるのかが分かったし、ちゃんとお金も戻ってきたので結果的に良かったです。
万が一自動販売機のトラブルに見舞われたときは、迷わず電話してみるのがいいですね!